毎年夏休み中には、未来のSFC生に向けたいろいろなオープンキャンパスが行われます。今年も7月31日にSFCオープンキャンパス(http://opencampus.sfc.keio.ac.jp )、8月1日に未来構想キャンプ(http://opencampus.sfc.keio.ac.jp/camp/index.html )、8月29 日に一貫教育校生を対象としたSFC体験ツアーが開催されました。未来構想キャンプでは、いろいろなワークショップ(http://opencampus.sfc.keio.ac.jp/camp/index.html )が開催されているが、ロボティクスデザイン・ワークショップの開始直前にお部屋にお邪魔した。高汐先生のリードのもと、研究室の学生たちがアシスタントとなって、”ロボットの、ロボットによる、ロボットのための感情表現”といった内容で、高校生たちが、ロボットの身体性を生かしたいろいろな感情表現をプログラミングしていたのがとても印象に残っています。私も普通部生の時、当時武蔵小金井にあった工学部のアセンブラ言語によるTOSBAC3400のコンピュータ講習会に参加した時に持ったワクワク感を思い出しました。
未来構想キャンプでのワークショップ
一貫校生のためのSFC体験ツアーでは、研究室のラボを公開し、学生だけでなく保護者の方々と、SFCでの学びや研究室での研究活動について懇談する機会がありました。私の研究室は、デルタ棟の2Fといったキャンパスではかなり奥の方に位置しているので、あまり見学に来られないのではと思っていたのですが、大変沢山の方に訪問して頂きました。私自身も塾内で育った一人ですが、学部2年生で慶應義塾高等学校卒の学生にもいろいろと学生目線で話をしてもらいました。また、9月に開催されるUbiComp2013のVideo Session II Smart Object (http://www.ubicomp.org/ubicomp2013/program.php#video1 ) にて発表する”EverCopter”と“FRAGWRAP”の2つを先行上映したところ、大変興味を持って頂けたようでした。自分で問題を見つけ、自分の頭で考え、問題解決を行っている実践と研究開発の楽しさが伝わっていれば幸いです。
EverCopterとFRGGWRAP
もう1つ8月恒例のイベントに、キャンパスの一斉休暇があります。事務やメディアセンターが閉じ、文字通りの休暇週間となります。世の中のお盆休みと同期していますが、大学では研究を続けている人も多々いますので、あまり意識していない人も多いかと思います。私自身、なるべく家族との小旅行を企てるのですが、なかなか難しく、まとまった休みがとれないのが現状です。それでも、過去には富士登山(https://www.sfc.keio.ac.jp/deans_diary/20090908.html )に行ったりしているのですが、隠れ問題の1つに、我が家のペット、クッキーの存在があります。我が家では、クッキーも一緒に連れて行くのが通例で,ペットと泊まれる宿を探します。犬といえども家族の一員で、ペットホテルに置き去りにしようものなら、ピックアップ時には再会を喜ぶあまり小パニックになります。犬友達の中には、体調を壊してしまう小さな犬もいるようです。このようわけで、数年前から犬も泊まれる宿をとり、クッキー共々旅する家族旅行となっています。今年は、伊豆の宿にとまり、海でクッキーのスイミングコーチをしてきましたが、やはり、海の中は気持ち良いらしく、いつまでも泳いでいました.1−2歳の頃は、海を怖がっていましたが、泳ぎを覚えた今は浮きながらゆっくりと悠々自適に犬かきで泳いでいます。
伊豆の海
9月になるとユビキタスコンピューティングの国際会議UbiComp2013があります。毎年、本会議やワークショップで論文を発表する学生、デモ、ビデオセッションで発表する学生たちと参加しています。できれば、できるだけ多くの学生たちを海外へ連れ出したいと思っていますが、これも、毎年参加している夏休みのイベントの1つです。
(掲載日:2013/09/03)