3/8(SAT)に行われたニューヨーク学院(NY学院)での学部説明会に総合政策学部の古谷知之先生とともに参加してきた。NY学院には、かつて学院をインターネットに接続するために、SFCの一期生の人たちとともに滞在したこともあるし、もっとむかしは、やはり米国に滞在していた竹中平蔵先生とともに、学部説明会に参加したこともある。本来であれば、もうすこしゆっくりしたいところであったが、現地2泊という強行軍での旅行であった。説明会は、11年生が中心であったが、学生だけでなく保護者の方々も熱心に参加して頂き感謝している。また、説明会の前に、SFCで計画中の未来創造塾のために、ニューヨーク学院の寮を見学させて頂くこともでき、大変有意義であった。
帰路、成田空港からは、直接、タクシーで青山葬儀所で行われた故小島朋之前総合政策学部長の通夜に参列した。小島先生からは、前執行部時代に、いろいろなことを教えて頂いた。特に、小島先生の教育研究に対する情熱、学生たちへの愛情と懐の深さには、いつも敬服していた。SFCの将来についても、我々とともにもっともっと語って頂きたかった。惜別の念に耐えない。先生のこれまでのご尽力に深く感謝するとともに、心よりご冥福をお祈り申しあげます。また、告別式に参列できなかった方々のために、SFCの本館3F理事室にて、先生の遺影とお花が置いてあり、記帳することができる。
さて、お題の「こだわりの文房具」であるが、SFCで生活している多くの人たちのこだわり文房具の第一位は、ノートブックコンピュータかもしれない。かつて務めていたCMUの事務の方には、どの研究者よりも最新最速のPCを使って、会計処理や日常業務をこなしているのを誇りにしていた人もいるほどである。私は、この人ほどは、最新最速にこだわっていないが、いつも手に触れるキーボードのキーキャップの1つ1つの形状とその配置には、こだわりがある方である。
ノートブックとしては、ThinkPadとMacBook Proのキーボードのキーとキータッチが気にいっている。最新でスタイリッシュなMacBookAirより、キートップが微妙に削られているあの形がいいのである。キー配列に関しても、コントロールキーの位置が重要であり、特に、emacsで仕事をしている時は、気にかかる。当然、左手のホームポジションの「A」の左横で、小指で楽にタッチできるところが快適である。ダメなキー配列は、キーバインディングソフトを使って、位置を変えることをする。あと、キーストロークの深さも重要な要因であり、あまり深すぎても、また、浅すぎてもしっくりこないのである。
もう1つのこだわりノートブックは、オールドテクノロジーの代表である手帳である。特に、手帳は、移動中にも簡単にメモれるMOLESKINE を愛用している。実際の発音は、英語読みの「モールスキン」ではなく、「モレ、スキン」だそうだが、私が愛用しているのは、縦型で、片手で簡単に持って利用できるPlain Reporter Notebookというモデルである。どのモレスキンもそうであるが、あの頑丈さと紙の質感がいいのである。最近は、町の本屋さんでも簡単に入手できるようになったのは、大変喜ばしいことである。
2つのノートブックとも、私にとっては、emotional notebookであり、その機能とデザインの両方にこだわりを持っている。
(掲載日:2008/04/04)
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