MENU
Magazine
2006.05.22

目、肩、腰、脚。。。健康ですか?|徳田英幸(政策・メディア研究科委員長)

ユビキタスコンピューティング関連の代表的な国際会議には、昨年我々が東京へ誘致したUbiCompとヨーロッパで主として開催されてきたPervasiveがある。5/8-10にIrelandのDublinで行なわれた併設ワークショップと本会議に学生諸君とともに参加してきた。今回は、約300名弱の方々が参加された、日本からも約30名ぐらいの研究者が参加していたようである。UbiComp同様、非常に幅広いテーマをカバーしており、採択論文を決定するプログラム委員会では、毎回大変な議論が行なわれる。今回も大変だったようである。毎日、会議場とホテルとの往復であったが、2日目の昼休みにトリニティカレッジ内で公開されている8世紀末から9世紀初に羊皮紙に書かれたケルズの書を学生たちと見学にいくことができた。慶應も所有しているさまざまな貴重書を、グーテンベルグ聖書などとともに常時公開できる場が必要であると痛感した次第である。


さて、本題の「私の健康法」であるが、あらためて考えて見ると人に薦められるような「健康法」などは、恥ずかしながら全く持っていない。むしろ、大学院生時代から身を削って、いろいろなシステムやソフトウェアを構築してきたため、どうすると不健康になるかという経験知は、かなり持っている自負がある。そこで、いくつか私の身体を順にチェックしていくと。。。

「目」:学部生ぐらいまでは、むしろ遠視ぎみで1.5を堅持していた。ところが、Waterloo大学へ行き、研究でプログラムを書いていた際、オフィスがかなり暗かったので、数年で、(加齢のせいもあるが)なんと0.7ぐらいまで一気に低下してしまった。

"オフィスには適切な明るさを!"

「肩」:私の頚椎の形状は一般の方と多少違い、やや直線的なため、(若い時にプログラミングをしすぎか?)昨年、突然、右肩から上腕にかけてしびれがきた。これは、かなり危ない兆候かなと思ったのだが、整骨院で治療を受け、回復した。

"普通でない痛みがきたら、すぐ病院へ!"

「腰」:私以外にもSFCでは多くの方が腰痛を持っている。何かいい対策はないだろうか?

"腰痛に、よいアドバイスを!"

「脚」:正確にはアキレス腱といった方がよいかもしれないが、とにかく劣化している。教職員テニスサークルの練習中にアキレス腱を切り、手術で腱をしっかり縫合して頂いたのがもう5年以上前だが、この部分に違和感が残る。硬いのである。頑丈につなげて頂いたのはいいが、正常な腱のような柔軟さがまだ回復していないのである。

"寒い日のテニスには、くれぐれも準備運動を忘れずに!"

これらを一言でいうと、加齢化による体の不具合のオンパレードである。この流れを食いとめるのは、並大抵の努力ではできないことは、頭では分かっている。でも何をどう実践していくかが問題である。唯一、私が最近続けられているのは、愛犬クッキーの散歩くらいだろうか。

あなたは健康ですか?

(掲載日:2006/05/22)

→アーカイブ